仕事が辛いと感じる人へ

前向きな考え方
  • 仕事が辛いけど、辞めるって言いづらい。
  • 上司から理不尽な扱いをされる。
  • 働く時間が長すぎて休みの日に出かける気力がない。
  • 休みが少ないし家族や友達と予定が合わない。

上記のようなことで悩んでいませんか? 特に新卒入社の会社だと、転職を決断するにはかなり勇気がいると思います。

そんな方に転職を2回経験した、こどおじが体験談を元にたどり着いた結論から申します。

こどおじの結論

あなたの心と体が壊れてしまう前に転職しましょう!

たとえ良い会社に入社できたとしても人間関係は運です。職場の人達はあなたの家族よりも長い時間一緒に過ごす人間なので、転職して人間関係ガチャを回してストレスの少ない環境にたどり着くことが必要です。

悩んでる時間がもったいないので即、行動することをおすすめします。

なぜ転職をおすすめするかは僕の体験談をもとに解説します。

経験談①新卒入社の自動車ディーラー

自動車ディーラーでは整備士として3年間働きました。

入社してすぐにここがブラックな会社だと感じていましたが、3年働いたら絶対辞めてやるという希望を抱いて働いていました。なぜ3年も働いたのかというと…

  • 転職についての知識がなかったこと
  • 両親に罪悪感を感じたこと
  • 上司から説得されたこと

上記の3つが主な原因でした。

転職についての知識がなかったこと

転職云々の話って学校でも教わりませんよね?今の時代インターネットがあるので調べたらすぐ分かることなのですが、僕は自分の人生に真面目に向き合わずにのらりくらり生きていたので無知でした。

僕の周囲の大人達に転職経験がなかったので、それが当たり前だと思い込んでいました。

しかし今の時代、転職は当たり前です。資格なし、未経験でも募集している企業は沢山あります。

当時の僕は無知ゆえに転職をマイナスに考えすぎていました。

ポイント1

転職にマイナスなイメージを持つ人は転職のメリット、デメリットを調べよう!

両親に罪悪感を感じたこと

両親は僕が知名度の高い企業に就職できたことにとても喜んでくれました。近所の人や職場の同僚にも「うちの息子が〜」と言いふらすほどにです。

そんな両親だったので転職について相談することもできず一人で抱え込んでしまいました。

結果、両親に打ち明けたのは転職先も決まり退職届を出す段階でした。

その時、両親から「3年間よく頑張ったね」と言ってもらえた時は憑き物が落ちたような気分でした。しかし、何も相談しなかったことについてはちゃんと怒られました。

もっと早くに相談すれば何の後ろめたさもなしに転職活動が出来たかもしれませんが、もし転職について否定的な意見を言われていたら心の足枷になっていたかとも思います。

そんな両親からも転職を否定される世界線の僕がいるとしたら、現在の僕はこう応援します。

「誰の人生を生きてるの?やりたいことをやって、やりたくないことはやらなくていいんだよ」

ポイント2

他人(家族含む)の幸せではなく、自分の幸せを優先する。

上司から説得されたこと

僕は上司に辞めたいことを伝えると「辞めるなら〇〇の資格を取ってからにしろ。これはお前の為を思って言っている」と説得されました。

確かにその資格を取れば自動車整備の業界においては食いっぱぐれることは無くなります。しかし働いてみて分かったのですが、自動車整備の業界はブラック企業の割合が高く、当時の僕も今後働くつもりはありませんでした。

上司からの言葉で納得できる部分もあったので、僕は資格を取ったらすぐに辞めることを決意しました。資格取得には実務経験が必要なので、結局3年働いて資格を取ってから退職しました。

結果だけ考えると、この3年は無駄でした。しかし、たとえ転職活動に失敗しても最悪な環境だけど働けるという最後の砦のおかげで精神面の助けにはなりました。

上司目線で考えると僕を辞めさせたくない理由は、自分の評価に関わるからです。本当に僕のことを考えてくれているのなら、今すぐ辞めさせてくれる方がいいに決まっています。

今考えると、その上司も転職経験がなく、そんな人のアドバイスを聞いても参考になるはずがありませんでした。退職届を出した時に僕が働いていた店舗の店長から「お前はきっと後悔することになるよ」と謎の予言をされましたが10年ほど経った今でも後悔したことは一度もありません笑

補足ですが、僕自身が自動車整備の仕事に向いていなかったというのも退職を考えた理由の1つです。僕は整備の過酷さを知り、挫けてしまいましたので長年整備の仕事を続けている方を尊敬しています。もし不快な思いをさせてしまいましたらすみません。

ポイント3

「あなたの為を思って言っている」という人に本当にあなたの為を思って言っている人はいない。

経験談②飲食店の社員

飲食店ではまた3年ほど働きました。

自動車ディーラーより過酷な労働環境で給料も時給換算すると500円を切ることが何度もあるような超ブラック企業でした。

なぜそのような環境で3年も働いたのかというと…

  • やりがいがあること
  • 辞めたら他の社員に迷惑がかかると思い込んでいたこと

上記の2つが主な原因でした。

やりがいがあること

やりがいがあることは良いことです。しかし、それによって僕は労働環境の悪さに目を瞑ってしまいました。

以前の職場と違い、尊敬できる人もいるし、社員とアルバイト・パートで力を合わせてお店を運営している達成感もありました。

しかし、社員は12時間労働➕残業が当たり前。休みも少なく、連休もない。そして社員にはみなし残業という最悪のコンビネーションです。

働いたから分かります。飲食店で利益を出すに人件費をカットするしかないのです。しかし僕が勤めていた会社はやりすぎです。プライベートは日々の疲れで何かをやる気力が無くなっていました。

飲食店は過酷とよく耳にしますがどこも一緒なのでしょうか?やりがい搾取とはまさにこういうことだと今になって思います。

ポイント4

やりがいで目を瞑らない。あなたは会社の奴隷ではありません。

辞めたら他の社員に迷惑がかかると思い込んでいたこと

社員はお互いの辛さを理解しています。誰かが辞めることによる負担が大きいことも知っています。きつい中でも一緒に頑張っていこう!という謎の一体感すらありました。

僕はこの一体感に惑わされ、心の中では会社に奴隷のようにこき使われているのに気づいているのに何も行動する事ができませんでした。

結局、家庭の事情で実家に戻る事が決まり、通勤が困難になることがきっかけで退職することができました。そのきっかけが無ければ、今も奴隷のように働いていたかもしれません。

冷静に考えると、社員が1人辞めて仕事が回らなくなる環境であれば、辞めた人ではなく会社に責任があります。そんな簡単な事に気づけないくらい当時の僕はおかしくて、一種の洗脳でも受けてたんじゃないかとすら思えます。

ポイント5

あなた1人が抜けても仕事は回ります。その穴埋めができないのは会社の責任です。

経験談③番外編 空白の1年

実家に帰った僕は、失業保険を貰いながらアルバイトをして1年間過ごしました。察しのいい方はお気付きでしょう。そう!こどおじ(子供部屋おじさん)爆誕です。

…冗談はさておき、この会社員ではない1年で自分がプライベートを優先させて生きたいということに気づくことができました。

見栄を張って有名な企業で働くでもなく、やりたいこと・やってみたいことを仕事にするでもなく、年間休日が多くて土日休みかつ残業時間の少ない会社を優先して探しました。

流石にその条件かつ未経験OKの求人では給料が良いところは中々ありませんが、時給換算して500円以上あれば満足できる奴隷思考が身についていたので給料面は諦めました。

地元のハロワークの求人にはその条件の会社はありませんでしたが、マイナビ転職にはいくつか条件に合う会社があったので応募して無事採用されました。この時、28〜29歳くらいでしたが未経験OKで年間休日120日、土日祝連休が休み、残業平均月20時間の会社に何社か内定を頂くことができました。

ポイント6

自分の人生で何を優先させたいか考える。見栄を捨てる。

経験談④現在勤めている会社

現在勤めている会社はもう6年ほど働いていますが給料面以外では最高の会社です。

人間関係も良かったのでガチャを引き直さずに済みました。今までが過酷な環境で働いていたので、今の会社には感謝しかありません。

しかしブラック企業で働いた経験が無ければ今の環境に感謝することも出来ず、不平不満を言っていたかもしれません。

そういう意味ではブラック企業での経験も無駄ではなかったのかなと思います。

今はいくつか新しい趣味を始めたりと、プライベートが充実して昔より幸せを感じる機会が増えたので転職して本当に良かったです。

ポイント7

自分が納得できる条件の企業を探す。

まとめ

僕の失敗の経験から得た答えをまとめます。

  • 転職についての知識がない⇨転職のメリット、デメリットを調べる。
  • 両親に罪悪感を感じる⇨他人(家族含む)の幸せではなく、自分の幸せを優先する。
  • 上司から説得される⇨「あなたの為を思って言っている」という人に本当にあなたの為を思って言っている人はいない。
  • やりがいがある⇨やりがいで目を瞑らない。あなたは会社の奴隷ではありません。
  • 辞めたら他の社員に迷惑がかかる⇨あなた1人が抜けても仕事は回ります。その穴埋めができないのは会社の責任です。
  • どんな企業がいいか分からない⇨自分の人生で何を優先させたいか考える。見栄を捨てる。

僕は合計6年ブラック企業で働きました。当時から知識さえあれば6年もブラック企業に捉われることは無かったと思います。

僕の経験が今、仕事が辛いと感じているあなたの転職活動へ向かう一歩の後押しになれたら嬉しく思います。

そしてみんなで従業員を奴隷のようにこき使うブラック企業を滅ぼしましょう!!!

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